こんにちは!東急東横線の学芸大学駅で美容師をしています!
美髪をつくるプロフェッショナルの山本です!
皆さんは美容室での会話は好きですか?
ある調査によると好きが4割、嫌いが6割というデータがあるようです。
僕のお客様は8〜9割は楽しく会話するお客様、1〜2割はほとんど会話をしないお客様です。
その差はなんでしょうか?
実は僕自身が服屋さん、ご飯屋さんなど、どこかお店に行ったときに受ける接客での会話はとても苦手なんです…
そんな僕だからこそ会話が嫌いと思っている方の気持ちがわかるんだと思います。
会話が嫌いと思っていても、話す相手によって変わってくるので、そういう方が心を開いてくれて、最初は会話がなかったお客様も段々に楽しく会話するようになりました。
その結果、世論よりも楽しく会話するお客様が多いのかと思います。
今回は普段接客中にどのようなことを気をつけているかをお話したいと思います(^^)
目次
①会話が好きか嫌いか
②必要な会話
③不必要なプライベートな内容の会話
④どうやって見分けているか
①会話が好きか嫌いか
そもそもなんですがお客様が「会話が好きか嫌いか」も大事なんですが、それよりもお客様が「今話したいのか、話したくないのか」の方が重要だと思っています。
会話が好きな人でも、すごく疲れていたり、直近で何か嫌なことがあったりしたら話したくない時もあるでしょう
人見知りで最初は話すのが苦手な人でも慣れてきたら話しかけてきてくださることもあります
このお客様は会話が好きだから毎回沢山話す、のではなくいつも楽しく話すけど今日はどんな気分かな?
お話しするのが苦手だから一言も話しかけないでおこう、ではなく様子を見て気遣いの言葉をかけよう。
など「空気を読む接客」ができるかということですね
②必要な会話
どんなに会話が苦手なお客様でも必ずさせて頂くコミュニケーションは「挨拶」「カウンセリング」「施術説明」「気遣い」「アフターカウンセリング」です
「挨拶」は言うまでもなく基本中の基本、人と接する上で欠かせないことですよね
「カウンセリング」はどんなお悩みや願望があって、どんな髪型にするか、どんな施術をするのか、これがないと施術はスタートできません
「施術説明」は今何をしているのか、どうするためにどんな薬剤をどこに塗っているのか、お客様の不安を織り除くために必要なコミュニケーションです
「気遣い」は空調は寒くないか、喉は乾いていないか、薬剤は染みていないかなど、お客様の居心地を左右します「アフターカウンセリング」は今回の髪型のスタイリングの仕方であったり、お家でのケアの仕方、今後任せて頂くに当たりどんなプランで施術をしていくかなど、今回お任せいただいた責任上、必ずさせていただいてます
③不必要なプライベートな内容の会話
美容室での会話が苦手という方のほとんどはこれが理由ではないでしょうか?
職業、居住地、家族構成、趣味など…
話の流れで自然に聞くことはあっても、初めましてで唐突に聞かれると「それ聞いてどうするの?」とちょっとモヤっとしますよね(^^;
「美容師さんの趣味や自慢話など、自分の興味のない話を延々とされる」
これも苦手な理由で多いのではないでしょうか?
僕の場合はお客様から聞かれた場合には聞き返すことはありますが、基本的に自分からプライベートな内容を聞き出すことはしないですし、自慢できるほどの話も持ち合わせていないので聞かれない限りは自分の話はしないですね、笑
④どうやって見分けているか
会話をしたいかどうか見分けるポイントは「お客様から話しかけてきてくださるか」「話を聞く姿勢かどうか」のみです。
会話をしたいお客様はご自身から話しかけてくださいます。
話を聞く姿勢とは、会話をしたくない方はカウンセリングが終わったらすぐに雑誌や動画を見始める方が多いので、そういう方は会話を求めていないのだなと思うようにしています。
会話を求めている方はお顔を上げて施術を見てくださっている方が多いように感じます。
会話をしたい方には積極的に話しかけています(^^)
まとめ
このように必要な会話は必ずして、不必要な話は極力しない、話したいときにお話しして、話したくないときは話さなくて良い
僕がどうしたいかではなく、お客様がどうしたいかがとても大事なんです
もし美容室での会話が苦手で美容室に行きたくないと思っている方がいるのであれば、そんなことで美容室を苦手にならないでほしいと思うのです
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