こんにちは！東急東横線の学芸大学駅で美容師をしています！
美髪をつくるプロフェッショナルの山本です！
私たちは毎日当たり前のようにお客様をシャンプーしていますが、お客様とお話をしていると意外とお家でのシャンプーの仕方が間違っていたり、よくわかっていない方が多いことがわかりました。
考えてみれば私たちはシャンプーの仕方を学校やサロンで学んできましたが、お客様は誰にもシャンプーを教わる機会がないので当然ですよね(^^;
お客様からは「家だと上手く泡が立たない」や「良いシャンプーを使ってるけど効果を感じない」などの声が多いです。私たちも新人時代はうまく泡立たなかったり、髪の質感をよくできなかったりしました。
皆さんも正しいシャンプーの仕方を覚えればお家でちゃんとできます！
間違ったシャンプーは頭皮トラブルや髪の毛を傷ませてしまう原因にも繋がってしまうので注意が必要です。
髪と頭皮のプロとして正しいシャンプーの仕方をお伝えします。
目次
①予洗い
②泡立て
③洗う
④お流し
①予荒い
予荒いとはシャンプー剤をつける前にお湯でできるだけ髪や頭皮の汚れを落とすことです。予洗いだけで８割近くの汚れを取り除くことができます。
皆さんはお家で何分くらい予洗いしていますか？
お客様に聞くと短い方は１０秒とか、髪が濡れたらOK！って方が意外と多い…
それだと髪全体と頭皮に水分がいきわたっておらず、汚れも十分に落ちていません
サロンでは約１分～１分半流しています。泡立ちを良くするためは水分を髪と頭皮全体に浸透させること、頭皮の皮脂をある程度取り除くことが重要です。
お湯の温度は３８度前後で『ややぬるめ』の温度がおすすめです。
温度が高すぎると皮脂が取れすぎてしまい頭皮の乾燥が起きたり、逆に皮脂が足りていないと脳が判断して皮脂の過剰分泌につながってしまう事もあるので注意してください。皮脂は肌を保護する役割があるので、取りすぎても多すぎてもダメなんです。
②泡立て
泡立てする前に気をつけたいのが使う「シャンプーの量」と「付け方」です。
「シャンプーの量」
ケチって少ないと上手く泡立たないですし、逆に多過ぎても流し残してしまいます。
目安としては
ショート １プッシュ
ボブ ２プッシュ
ミディアム ３プッシュ
ロング ４プッシュ
いきなり３、４プッシュだと手からこぼれたり、全体に均一につけられないので１プッシュずつ付けましょう。
上記の量で泡立たないときは予洗いが足りていません。シャンプー剤は足さずに軽く流しましょう。せっかくつけたのにもったいない！と思うかもしれませんが、ここでさらにシャンプー剤を足しても泡立ちません。
「付け方」
手に出したシャンプー剤をどんな風につけていますか？
シャンプー剤を手に出してそのまま頭皮につけている方が多いのではないでしょうか？
手のひらに出したらしっかりと泡立ててから髪の毛に付けましょう！
手を洗うときと同じように、手のひらで泡だててください。
泡立ては「水」「シャンプー剤」「空気」を混ざり合わせて泡が立ちます。しっかりと空気を入れるように意識しましょう。上手く泡立たない時は何かが足りていません！
③洗う
爪を立ててガシガシ洗っている方は地肌トラブルの原因になる恐れがあります！必ず指の腹で優しく洗いましょう。
美容室のシャンプーは爪を立てずに、指の腹を使い、隅々まで、リズムよく、頭のツボを意識しながらマッサージするように洗います。全てをマスターするのはなかなか大変ですが、まずは地肌を痛めないように爪を立てずに洗っていきましょう。
④お流し
お客様に伺うと予洗い同様に流しが足りていない方が多いようです。
泡が無くなれば良い、だと少し流しが足りません。２〜２分半流しましょう！
流しが足りないことで、匂いやかゆみ等の頭皮トラブルの原因になってしまいます。
最後のすすぎもしっかり、髪の流れに沿って指を通しそこにシャワーのお湯を当てましょう。
良い泡で浮かせた汚れを、最後にしっかり流しましょう。
お客様に伺ったお話からお家でのシャンプーについて今回は書かせていただきました。
綺麗な髪は健康な地肌から！注意点を守って、正しいシャンプーで健康な頭皮と綺麗な髪を手に入れましょう！
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